RPTM Japan認定コース

「ヴィベケ・リーセ認定トレーナー」育成コースです。このプログラムを修了すると、「ヴィベケ・リーセ認定トレーナー」として一般の飼い主の方々を対象にヴィベケ理論に基づくトレーニングを指導することが認められます。

コース概要

ブロンズレベル、シルバーレベル、ゴールドレベルと認定最終試験からなっており、各レベルがさらに3つの段階(初級・中級・上級)から構成されています。

ブロンズレベルはブロンズ1(約12時間)、ブロンズ2(約13時間)、ブロンズ3(約15時間)の合計約40時間、シルバーレベルは1日あたり7時間×3日間×3段階で63時間、ゴールドレベルは1日あたり7時間×3日間×3段階の63時間と最終認定試験のための4日間28時間を加え計91時間を受講していただく必要があります。

星を1つ獲得すると次のレベルに進むことができます。

RPTM Japan認定コース レベル(初級・中級・上級)

ブロンズレベル初級の約12時間の講義では、多岐にわたるテーマについて(計6演題、犬の行動、ボディランゲージ、成長過程、メンタルキャパシティなど)、ヴィベケの豊富な知識と経験を学ぶことができます。
最終的に全てのコースを修了するには、トータル194時間の座学、実技、各レベルの筆記と実技テストに合格することが求められています。

この教育システムはプロフェッショナルを対象としていますが、特にブロンズレベルは一般の飼い主の方々にも分りやすい内容となっていますので一般の皆様のご参加をお待ちしています。

<履修にあたっての注意点>

■ブロンズコース
☆、☆☆、☆☆☆ それぞれの☆レベルの中が6つの演題で構成されており、☆ごとにディプロマが授与されます。ディプロマが必要のない方の受講申込みも歓迎いたします。

■シルバーコース、ゴールドコース
シルバーコース、ゴールドコースは、3日間の演題と実技テストを同じシーズンに続けて受講する必要があります。
シルバーコース以上は、☆レベル毎の間隔が1年以上開くと受講履歴が無効になり継続の権利がなくなる原則です。詳しい説明が必要な方は個別に日本本部までご相談ください。

<各コース演題一覧>

■ブロンズ1コース

  1. 1.「ボディランゲージとコミュニケーション」
  2. 2.「犬のメンタルキャパシティー」
  3. 3.「犬の攻撃性」
  4. 4.「子犬の成長期8~12週齢」
  5. 5.「子犬の成長期13~16週齢」
  6. 6.「問題行動犬とどのように付き合うか」

■ブロンズ2コース

  1. 7.「子犬の成長期4~7ヶ月」
  2. 8.「RPTMシステムと私たちに期待されていること」
  3. 9.「子犬の成長期7~11ヶ月」
  4. 10.「クライアントに対するプロとしてのふるまい」
  5. 11.「犬の行動」
  6. 12.「犬はどのように学習するか」

■ブロンズ3コース

  1. 13.「犬のボディランゲージと表情」
  2. 14.「使われている学習理論」
  3. 15.「恐怖心と攻撃性」
  4. 16.「犬のストレス ―その回避と対処法―」
  5. 17.「恐怖心と不安感」
  6. 18.「青年期(11~17ヶ月)」

■シルバー1コース

  1. 19.「聴覚障害のある犬のトレーニング」
  2. 20.「良い指導者であるために~ボディランゲージ、表情、声」
  3. 21.「(二人ペアで)RPTMコンタクト練習とRPTMハンドリング練習~犬と実習」
  4. 22.「モチベーションカーブの観察と学習理論」
  5. 23.「キャッチザモーメント(瞬間をとらえる)~犬と実習」
  6. 24.「パピートレーニング、フォローミー、呼び戻し」

■シルバー2コース

  1. 25.「RPTMキャッチザモーメント・トレーニング(床でマークする)~犬と実習」
  2. 26.「RPTM妨害トレーニング~犬と実習」
  3. 27.「RPTM妨害トレーニング、ヒール練習~犬と実習」
  4. 28.「犬の本能行動(群れ本能・捕食本能など)」
  5. 29.「犬の本能行動(防衛本能・繁殖本能など)~ビデオとディスカッション」
  6. 30.「青年期(思春期)のトレーニング」
  7. ※「実技テスト」

■シルバー3コース

  1. 31.「様々なトレーニングテクニックについて~グループワーク」
  2. 32.「グループワークについての発表とディスカッション」
  3. 33.「RPTM街中での社会化トレーニング(群衆の中でのコンタクト)」
  4. 34.「RPTM Yes/Noトレーニング(ボディーブロックを使って)、脳の活性化練習」
  5. 35.「RPTMリコール練習(トリーツを手で隠して)」
  6. 36.「RPTMドアの前での挨拶練習」
  7. ※「実技テスト」

■ゴールド1コース

  1. 37.「指導テクニックの反復練習(古典的条件付・拮抗条件付など)」
  2. 38.「5分間の自己紹介の準備」
  3. 39.「ハンドターゲットタッチの練習と呼び戻し~理論と実践」
  4. 40.「左側につけるヒールトレーニング~理論と実践」
  5. 41.「チェイニング(行動連鎖)とバックチェイニング」
  6. 42.「RPTMの指導法」
  7. ※「実技テスト」

■ゴールド2コース

  1. 43.「チェイニング(行動連鎖)のつづき」
  2. 44.「RPTMオスワリ・フセの距離を伸ばすトレーニング~理論と実践」
  3. 45.「RPTMターゲットスティック・トレーニング~理論と実践」
  4. 46.「左から右へのヒールポジションチェンジ~理論と実践」
  5. 47.「4つのコンビネーション・エクササイズ~理論と実践」
  6. 48.「室内でのあいさつ練習~理論と実践」
  7. ※宿題:ゴールド3コースで最低5分間のプレゼンテーションをするための準備
  8. ※「実技テスト」

■ゴールド3コース

  1. 49.「宿題について、聴衆の前でひとりずつ順番に発表する」
  2. 50.「これまで学んだエクササイズについて生徒役の飼い主と犬に教える準備」
  3. 51.「これまで学んだエクササイズについて生徒役の飼い主と犬に教える実践」
  4. 52.「理論的な演題について生徒同士プレゼンテーションをする準備」
  5. 53.「理論的な演題について生徒同士で指導を実践」
  6. 54.「全ての演題や練習について質問とディスカッション」
  7. ※「実技テスト」

■ゴールド4コース

  1. 55.「RPTM妨害トレーニングの復習(中級~上級レベル)」
  2. 56.「シグナルとキューを使って4つのコンビネーション・エクササイズの復習」
  3. 57.「理論と実践のプレゼンテーションについてヴィベケ先生からの質問に答える」
  4. 58.「リコールのための「振り子練習」~理論と実践」
  5. 59.「犬を使った最終試験(人数によっては2日間)」
  6. 60.「最終試験合格者への認定書授与」

注)演題は変更の可能性があります

<セミナー受講料改定のお知らせ>

2021年春から「ブロンズ1・2・3コース」はインターネット配信版によるセミナーとなります。
これに伴いブロンズコースの受講料を変更いたします。

コース 価格 備考
ブロンズ1 49,500円
(税込)
ブロンズ2 60,500円
(税込)
ブロンズ3 71,500円
(税込)
ブロンズ
1・2・3
165,000円
(税込)
※まとめてお申し込みの場合
シルバー1 110,000円
(税込)
シルバー2 132,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む
シルバー3 143,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む
ゴールド1 165,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む
ゴールド2 176,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む
ゴールド3 187,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む
ゴールド4 198,000円
(税込)
※実技テスト受験料
22,000円(税込)を含む

2021年度より適用させて頂きます。
ブロンズコースのみの改定で、シルバーコース、ゴールドコースの受講料変更はありません。

価格は税込み表示です。

お申込みはヴィベケ・リーセオンラインサロン(https://rptm-japan.wp-relations.net)で会員登録をしてから、各コースの受講チケットを購入してください。受講料の入金確認ができた方から正式な受付となります

セミナー開催情報

各コースについて

ブロンズコース

ブロンズレベル終了までに「講習動画配信版」セミナー(計約40時間)の講義を受けていただきます。

ブロンズレベルを終了しなければ次のシルバーコースには進めません。

ブロンズレベル(初級) 1-1 、1-2 、1-3
※「講習動画配信版」セミナー約12時間
ブロンズレベル★★(中級) 2-1 、2-2 、2-3
※「講習動画配信版」セミナー約13時間
ブロンズレベル★★★(上級) 3-1 、3-2 、3-3
※「講習動画配信版」セミナー約15時間

シルバーコース

シルバーレベル修了までに9日間(計63時間)の講義を受けていただきます。
シルバーレベルからは座学と実技で構成されています。

実技テスト再テスト・再々テストについて

シルバーレベルからは自分の犬を同伴して受講するようになります。
講義日の犬同伴は3日全てではなく、犬を休息させる日もあります。日程表の「犬同伴」の欄に「あり・なし」の記載がありますので、ご確認ください。同伴する犬がいない方でも受講可能です。実習の時は1頭をシェアして二人一緒に練習するようになります。また、会場スペースの関係から参加者全員が同伴はできません(最大7頭までとなります。)同伴の可否については、お申し込みを頂いたのち、事務局で検討してご連絡いたします。

シルバーレベルを修了しなければ次のゴールドレベルには進めません。

シルバーレベル(初級) 1-1 、1-2 、1-3
※各7時間 トータル21時間
シルバーレベル★★(中級) 2-1 、2-2 、2-3
※各7時間 トータル21時間+実技テスト1日
シルバーレベル★★★(上級) 3-1 、3-2 、3-3
※各7時間 トータル21時間+実技テスト1日

 

<実技テスト再テスト・再々テストについて>

シルバー2以上のコースの実技テストで不合格になった場合は、次のようなプロセスになります。

  1. 初回の実技テストに不合格になった場合は、同じシーズン中に設けられた「再テスト日」にもう一度実技テストを受験することができます。(初日の実技テスト日終了後、繰り返して2度受験することはできません。)
    • 再テストの受験料は、1名一律 20,000円です。
    • 再テストの課題は、シルバーコースでは初回に番号を引いた課題と同じ課題を申告して受験してもよいし、別の課題を改めて選択してもかまいません。ゴールドコースの再テストでは、新たに番号を引き直して選択してください。
  2. 再テストで合格になれば、直近の上のレベルのコースを受講する資格が得られます。
  3. 再テストで再び不合格になった場合は、次のシーズンの同レベルのコースを再受講して復習してください。この場合受講料は不要です。また3daysフルに受講する必要はなく、ご自身の判断で復習が必要と思われる講義を申告して受講してください。同コースの実技テストの日に再々テストを受験することができます(無料)。
  4. 再々テストで不合格になった場合は、3のプロセスを何回でも繰り返すことができます。

(2019年12月9日更新)

ゴールドコース

ゴールドレベルの最終認定試験に臨むために、まず9日間(計63時間)の講義を受けていただきます。その後最終認定試験を含むゴールドレベル★★★★(計28時間)に進みますので、合計91時間となります。

実技テスト再テスト・再々テストについて

ゴールドレベル(初級) 1-1 、1-2 、1-3
※各7時間 トータル21時間+実技テスト1日
ゴールドレベル★★(中級) 2-1 、2-2 、2-3
※各7時間 トータル21時間+実技テスト1日
ゴールドレベル★★★(上級) 3-1 、3-2 、3-3
※各7時間 トータル21時間+実技テスト1日
ゴールドレベル★★★★
(最終テストを含む)
4-1 、4-2 、4-3(最終テスト)
4-4(最終テスト2日目+ディプロマ授与)
※各7時間 トータル28時間

【ゴールドコース合格特典】

  • Certified RPTM Japan Gold Advance Level Trainer の称号を使うことができます。(※Certified Trainer=認定トレーナー)
  • 自分の生徒に対し「RPTM Japan」クラスを開催・指導することができます。
  • RPTM Japan ブロンズ・シルバー・ゴールドコースすべての演題をいつでも、何度でも復習のために無料で聴講することができます。
  • RPTM Team Japan のVIPメンバーになることができます。

 

<実技テスト再テスト・再々テストについて>

シルバー2以上のコースの実技テストで不合格になった場合は、次のようなプロセスになります。

  1. 初回の実技テストに不合格になった場合は、同じシーズン中に設けられた「再テスト日」にもう一度実技テストを受験することができます。(初日の実技テスト日終了後、繰り返して2度受験することはできません。)
    • 再テストの受験料は、1名一律 20,000円です。
    • 再テストの課題は、シルバーコースでは初回に番号を引いた課題と同じ課題を申告して受験してもよいし、別の課題を改めて選択してもかまいません。ゴールドコースの再テストでは、新たに番号を引き直して選択してください。
  2. 再テストで合格になれば、直近の上のレベルのコースを受講する資格が得られます。
  3. 再テストで再び不合格になった場合は、次のシーズンの同レベルのコースを再受講して復習してください。この場合受講料は不要です。また3daysフルに受講する必要はなく、ご自身の判断で復習が必要と思われる講義を申告して受講してください。同コースの実技テストの日に再々テストを受験することができます(無料)。
  4. 再々テストで不合格になった場合は、3のプロセスを何回でも繰り返すことができます。

(2019年12月9日更新)

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